7月9日、大西英男衆議院議員に対し、抗議文を送付しました。
「マスコミを懲らしめるには、広告料がなくなることが一番だ」などと述べた大西氏は、自民党本部から「厳重注意」を受けた直後、「一部報道、懲らしめないといけない」などと発言していたことが明らかになり、二度目の厳重注意をうけました。大西氏が、全く反省していないことは重大です。日本共産党、民主・維新・未来、生活者ネットと相談して、抗議文を送付しました。以下その内容です。
「(前略)この問題は、憲法9条に違反するいわゆる戦争法案に対する国民の批判が高まり、反対の世論によって追い込まれている自民党が、その責任をこともあろうにマスコミの報道に転嫁したものといわざるをえません。そもそも、憲法19条は、「思想および良心の自由はこれを侵してはならない」、第21条も「集会、結社および言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」と、国民の基本的人権として、言論・表現の自由を守ることを厳しく定めています。(中略)私たちは、有権者から選ばれた議員として、大西英男議員による、言論・表現、報道の自由を根底から脅かす相次ぐ発言に対し、厳しく抗議するとともにその撤回を求めるものです」