2016年第4回定例区議会代表質問で、瀬端区議団長が、保育士採用及び都有地の活用や保育士の処遇改善など保育施策の充実を求めて質問しました。瀬端区議の前に、公明党が同じ質問をして、区長が「退職者不補充を中断し採用する」と明言し、丁寧に回答しました。その後からの質問となった瀬端区議に対しては、「してまいります」の一言の回答でした。退職者不補充の区の方針を一貫して批判し、区民とともに、保育士採用を求めてきた日本共産党の質問が、区の方針を転換させたことは明らかです。「民間にできることは民間に」と区立53園を37園まで減らし、私立「おひさま保育園」にしてきた江戸川区です。それを今後は毎年1園のみ「おひさま」に移行するとして、区立保育園の退職者不補充を中断して保育士を採用し、2018年4月から配置するとしました。実に17年ぶりの保育士採用です。しかし、まだまだ待機児童の解消には、保育園増設が必要です。江戸川区議団は、区議会質問に先立ち、11月17日、区民のみなさんからのアンケートや、様々な団体との懇談での要望などをまとめて、区長に、来年度の予算要望書を提出しました。その中でも、区立保育園保育士新規採用について、区長は実施すると回答しました。