2月2日に発表になった予算案は、区民のみなさんの声が反映され、長年要望してきた認証保育所保育料補助金などの新規事業がもりこまれました。しかし、無駄な公共事業のスーパー堤防関連の予算が9億円も計上されています。日本共産党区議団は、区が3年前に福祉関連予算を大幅に削減して以来、毎回、その復活を求めてきました。復活はできませんでしたが、引き続き、くらし福祉の充実を求めていきます。江戸川区のホームページですべての内容が閲覧できます。ここでは、主なものを紹介します。
認証保育所保育料負担軽減補助 世帯収入300万円未満 月25000円、世帯収入500万円未満 月15000円
小学校図書館10校への学校司書配置、スクールソシャルワーカー2名配置
妊婦全数面接(妊娠届時に保健師等の面接、一人一万円の商品券配布?)
介護福祉士育成給付金(卒業後区内介護事業者に5年間継続して就職する方に一人60万円)
地域包括ケアシステム拠点「なごみの家」(仮称)区内3か所設置 医療・介護の相談、熟年者・障がい者・子ども・ひきこもりの方々の居場所づくり、子どもの学習支援、食事・おやつの提供など
新川人道橋整備(人道橋2橋の調整及び設計)
新左近川親水公園の拡張整備(カヌーなどの親水エリアにしていく)
子どもの学習支援事業開始 小学校(10校)の放課後補習教室、子ども家庭支援センターでの派遣型(20世帯)と塾型(80名)の学習支援、教育プラザ6館での学習支援・週一回2時間程度
区が子どもの貧困対策としても位置付けた「なごみの家」が安心の居場所となるよう期待されます。私が、この間、くりかえし質問してきた、学校図書館司書の配置とスクールソーシャルワーカーの配置は大歓迎です。司書が全校配置にすすむよう、様々な課題にスクールソシャルワーカーが力を発揮されることを願い、増員を求めていきます。