熱演の学芸会

今年の秋は、葛西地域の学校は学芸会が行われました。展覧会、音楽会とその年度によって内容が違います。毎年、学校を訪問して、子どもたちの作品を鑑賞したり、合唱や演奏を聴いたり、そのすばらしさを味わっています。いつも、子どもたちに感動します。今年の学芸会も、すばらしいものでした。葛西小、宇喜田小、清新第二小に行ってきました。IMG_5482IMG_548811月14日、葛西小では、「時間どろぼうと子どもたち」(3年生)と「ユタと不思議な仲間たち」(5年生)を観劇。宇喜田小の4年生も「時間怪盗と子どもたち」を上演。「夢から醒めた夢」(6年生)も観劇しました。

IMG_5498「時間泥棒」の劇は、忙しすぎる毎日をふりかえって、時間泥棒に時間をかえせとせまるものです。ミュージカルとなっていて、わかりやすく、伴奏もすばらしく、子どもたちは演技と歌で舞台を全部使って表現していました。葛西小は子どもの人数が多いため、一番前の保護者席は学年ごとに入れ替えをしていました。

IMG_5489「ユタ」と「夢」は高学年の子どもたちがよく演じます。劇団四季のミュージカルを子ども用にアレンジしたものです。「ユタ」は座敷童に出会ったユタが、たくましく成長する話です。「みんなは一人のために、一人はみんなのために」と歌う場面は、何度見ても感動します。子どもたちの思いと重なるからでしょうか。

IMG_5507「夢」も、死んだ女の子マコがお母さんに伝えたいことがあると、ピコと一日だけ命を交換して、2人の信じあう気持ちを劇にしたものです。一人一人の輝く姿は、さすが6年生でした。宇喜田小の舞台は、体育館の横の部分に設置してあるために、通常の体育館の舞台の1.5倍近い広さがあり、その演技、動きがひきたつように感じます。

11月28日は、清新第二小で、「おらあ やる」(1・2年生)、「カラフルアワー~12でじゆうに」(うみかぜ学級)、「ぼくらのゆめ」(5・6年生)を観劇しました。清新第二小は、統合して来年4月に新しい学校になることから、最後の学芸会となりました。

IMG_5584「おらあ やる」は半日村のお話を劇にしたもので、1.2年生15名で熱演しました。主人公の一平が、山を削って半日村といわれる村を一日陽が当たる村に変える話です。花笠音頭も取り入れたミュージカルで、独唱も堂々たるものでした。

IMG_5599カラフルアワーは、うみかぜ学級の子どもたちが、プロの大人と一緒に創作ダンスを舞台狭しと踊るものです。一人一人がソロのダンスをして見せ場を作ります。

IMG_5596ほかの子は、リズムをとりながら盛り上げます。こんなに、見せ場のあるダンスをみたことがありませんでした。うみかぜ学級の子どもたちは、来年から、新田小学校に移ります。今度は、新田小でパフォーマンスを見せてください。

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