区議会質問ー介護、教育、オリンピック

11月30日、区議会第四回定例区議会で、日本共産党を代表して質問しました。介護保険制度、小中一貫校などの教育行政、オリンピックカヌースラローム競技場の問題をとりあげました。

IMG_2106介護保険制度については、まず、来年度以降も、要支援者が受けていたサービスを変わらず継続して受けられるのか、事業者の報酬も継続されるか確認しました。区長は、平成29年度末までは、介護水準を変えない、平成30年位以降については未定であると回答しました。今年の4月から、要支援1・2の人が介護給付からはずされましたが、区はやりくりをして現状維持をしています。しかし、東京では、介護事業所が62件倒産しており介護保険実施以来最高です。

また、介護福祉士が不足しているため、学生が区内に就職すれば、奨学金免除か減額の措置を求めました。区長は、方策をいろいろ検討しているという答弁で、可能性を残しました。もともと、国の制度改悪を元に戻すことがなければ介護保険制度が成り立ちません。しかし、問題意識は同じとしながらも、国に求めることはしないと冷たい態度でした。

教育行政は、小中一貫教育をすすめるとした教育長に、小中一貫よりも、小中連携を求めました。ほかの区の小中一貫校は、独自の学習内容をすすめ、小学校で学習する漢字を5年生までに終わらせるという学校もあります。普通の小学校と学習内容が違うのは大きな問題です。教育長は、検討中ということで、回答をさけました。本当に残念です。

情緒障害通級学級が、江戸川区には11学級あります。都は、この通級学級をやめて、すべての学校に学習室を設置して、巡回指導を行う方向に変えました。各学校に設けられた学習室で、グループ学習ができるのか、保護者は心配しています。そして、今まで通りの拠点校でのグループ学習を求めています。教育長は、保護者の要請に基づいてグループ学習はやると回答しましたが、学習室は環境整備を行うということで、独自のものは作らない方向です。

最後は、オリンピックのカヌースラローム競技場の駐車場のことです。第一駐車場を5階建てにすると景観が問題であるため仮設にできないかと質問しましたが、だめだという回答でした。

区民の声を届けるために引き続きがんばります。

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