核兵器と原発の廃絶を

7月22日、第32回江戸川区原爆犠牲者追悼式が「追悼碑の会」の主催で葛西区民館にて開催されました。

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「青い空は」と、「原爆ゆるすまじ」のコーラスで始まった会は、犠牲者名簿の読み上げ、黙とう、来賓あいさつ、被爆体験発表と続きました。

江戸川区の在住被爆者は288名。平均年齢は70歳を超えました。1981年に追悼碑ができ、原爆瓦、広島のくすのき、長崎のなんきんはぜ、そして、噴水が加わった経過が話されました。そして、東京在住の被爆者は6158人。国への賠償を求めて訴訟を起こしていることが紹介されました。

夏しか核兵器廃絶を語らなかった状況が、福島原発事故によるあらたな被ばくのひろがりに、大きな関心を集めています。「ノーモアひろしま、ノーモアながさき」と、世界中に被爆者が訴えてきたことから核兵器廃絶の世論が圧倒的になり、2009年のオバマ大統領の核兵器廃絶の発言となりました。アメリカは依然として核兵器大国ですが、その大統領のめっせーじだからこそ、注目されました。まだまだ、核兵器廃絶の具体化まではいきませんが、大きな世論が広がったことは確かです。もうすぐ、原水爆禁止世界大会がひらかれますが、私も参加して、原発NO,核兵器廃絶をアピールしてきます。

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追悼式の最後は子どもたちの発表でした。すばらしい感想発表に感動しました。第五葛西小学校、二之江中学校、紅葉川高校の児童生徒の発表には、先生たちの熱意があったのではないでしょうか。

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式典終了後、慰霊碑に献花をし、「三度許すまじ原爆を、青い空は青いままで子どもらに伝えたい」の思いを胸に、帰りました。

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